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Home > Column > 『覚醒』

2008.11.30

『覚醒』

中島 有加里

福岡店スタッフ
中島 有加里

充電期間が長過ぎた。
ブログ更新の時期が来た。

「書けなかった。」
小説家なら死活問題、いや、廃業の瀬戸際というくらいに書けなかった。

「更新は?」という嬉しい催促とは裏腹に、
「なかなか時間を作るのが難しくて・・・」と逃げた。

旬のネタを取り損ねると次に回って来る時には鮮度が落ちる。
回転寿司よりはるかに早いスピードでそれは過ぎて行く。
最初のタイミングを逃したのを皮切りに悪循環に陥った。

「書きたい」という気持ちより、
「書かなければ」という気持ちの方が勝っていた。
仕事や恋の悩みなどと単純に言い切れるものではなく、
胸に何かしらのしこりを残したまま月日は流れた。


北京オリンピックも今となっては昔の話。
同世代の活躍を尻目に私はもがく。

スポーツ界には昭和55年生まれの俗に言う松坂世代が多い。
そんな彼、彼女らも今では28歳。

その時期のTSUTAYAでは『28歳のリアル』という本が売れていた。
アスリートなら年齢の壁を感じる頃かもしれないし、
一般には就職して約10年、転職、結婚、出産、貯金・・・と何かと考える頃かもしれない。


いや、リアルな28歳は趣味にお酒にと意外と単純に生きている。


充電期間が長過ぎた。
放電しよう。



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